きまぶろ

本とアニメと気ままな生活のブログ

AIに負けない「教育」(渡部信一)

人口知能の本格的普及で社会が大きく変わろうとしている。基礎から積み上げ、教師が正解の導き方を教えるという今の教育手法も見直す時期に来ている。 AIに仕事を奪われると考えるのではなく、AIの研究から得られたことを教育に生かせると考えよう。AIが飛躍…

この世界は誰が創造したのか シミュレーション仮説入門(冨島佑允)

私たちが普段感じていること、見聞きしていることはすべて脳が作りだした幻である。たとえば色はこの世には存在しない。あるのは波長のちがう光(電磁波)だけで、脳がそれを「色」として解釈しているに過ぎない。人間が色を感じるのは、食べ物が安全か、食…

「言い返す」技術(五百田達成)

突然キレる、パワハラ、セクハラ、イヤミを言うヤツなど37の困ったヤツらに主にビジネスシーンでの対応の仕方をアドバイスする。ムカつくヤツらの心理的要因が理解できるだけでもムカつきは半減する。なんでそんなことを言うのかわかるだけでも、こちらが上…

マンガですっきりわかる 脳を傷つけない子育て(友田明美)

心理的虐待マルトリートメントで子どもの脳が変質してしまうことを「子どもの脳を傷つける大人たち」で知った。今回は脳を傷つけないようにするにはどうするか、傷つけてしまったかもしれないがどうしたらよいかという点について、マンガ、イラストを交えて…

姑の遺品整理は、迷惑です(垣谷美雨)

マンションで一人暮らしだった姑の遺品整理を一人で担うことになるも、想定外の遺品整理の困難で途方に暮れる。孤立無援と思われたが少しずつ周囲の助けを借りられるようになっていく。ミステリー要素もあり、楽しみながら読める。まずは自分から身軽にしな…

恋と禁忌の述語論理(井上真偽)

黒髪ロングのアラサー独身美女で論理オタクの叔母が解決したはずの殺人事件の真相を証明してく。最大のトリックは・・・。ラブコメ風味のラノベらしい設定で論理学も学べる。

大人になる前におぼえておきたい こんなときどうする!?かいけつブック(辰巳渚)

大人が喜ぶ答えではなく、自分の心が喜ぶ答えを探してみよう。 38の子どもらしい質問にさまざまな解決方法を提案。ただし、正解ではなく、考え方のヒント。 各項目の最後のマンガもシュールな笑いをさそって気持ちをほぐしてくれる。 第1章 整理整頓と清潔…

日経サイエンス 2019年10月 カンブリア前夜、「天気の子」の空

・カンブリア前夜 カンブリア爆発はエディアカラ紀に助走が始まっていた。 哺乳類や魚類など、現生動物の共通祖先となる最初の左右相称動物がエディアカラ紀には登場していた可能性が高まった。 ・天気の子の空 積乱雲の一生の説明がとても分かりやすい。 ・…

いちごがいっこ(いろ かず かたち)

いろ、かず、かたちに親しむ知育本。クイズもあって、楽しく読んで学べる。

きょうなにしてた(はまのゆか)

親が子を思い、子は親を想う。家族を思う大切さに気付く。

君たちはどう生きるか(吉野源三郎)

「いま君は、大きな苦しみを感じている。 なぜそれほど苦しまなければならないのか。 それはね、コペル君、 君が正しい道に向かおうとしているからなんだ。 『死んでしまいたい』と思うほど自分を責めるのは、 君が正しい生き方を強く求めているからだ」 中…

ハッピースクール開校 友だち、勉強、家ぞくのなやみ あけはし先生にきいてみよう(明橋大二)

スクールカウンセラーで心療内科医の著者が悩める小学生の相談に乗る。 ほんとうに大切なことは2つだけ。 ・あなたは、とても大切な、かけがえのない存在である。 ・人のことを傷つけていい人なんてこの世にひとりもいないし、 あなたは傷つけられても仕方…

精神科医が教える50歳からのお金がなくても平気な老後術(保坂隆)

心も体も衰えを感じやすい時期で不安を抱えてしまう人も出てくる。「5年後にはこんな自分でありたい」「この目標に向かって次の10年を進もう」といったビジョンを描きながら生きていけば、日々の暮らし方を前向きに見直せる。 身の回りのものを整理して身軽…

科学する心(池澤夏樹)

科学随筆。 踏み込んだ見方をしていて読み応えもあり、学生時代を思い出しなつかしく読み進めた。が、著者紹介を最初に見た時に頭をよぎった不安が第四章で的中してしまいとても残念。読む気が失せたがお金を出して買ったこともあり、残りは消化試合となった…

答えより問いを探して(高橋源一郎)

きのくに国際専修学校で行われた2日間の特別講義を書籍化。 先生の役割とは、一つの狭い常識の中で生きている人に、そうじゃないよと教えてくれて、でも、その答えは自分で見つけなさいよ、といってくれること。 オーストラリアの国旗の話は面白い。距離を…

その可能性は既に考えた(井上真偽)

人里離れた山中で新興宗教団体が集団自殺し、一人の少女だけが生還する。探偵はすべての可能性を否定し、推理合戦の末、仮説をことごとく崩していく。そして事件が「奇蹟」であることを証明しようとする。 中国語満載の出だしがきついが、そこさえ乗り越えら…

観光列車旅百科 旅鉄BOOKS

日本の観光列車の種類が豊富なのに驚かされる。写真を見ているだけでも飽きない。食を求めたり、展望を求めたりと、さまざまな観光列車が運行されている。

美しい日本の川と防災(木下武雄)

気候変動で気象現象も従来とは質がことなってきている。洪水の存在を受け入れて、持続性のある社会を目指したい。人口増加期に安価な土地を求める人が増え、水害リスクの高い土地が都市化した。洪水は起こるものという前提で準備を整えたい。洪水は自然現象…

男の子の学力の伸ばし方(富永雄輔)

「女の子の学力の伸ばし方」と同時刊行。半分くらいは内容が重複する。最も重要だし実行可能なのは第六章「成績が伸びる子の親がこっそりやっている26の習慣」の部分で、子供をコントロールするより、まずは親が環境づくりをすることが大切。

探偵が早すぎる(井上真偽)

キャラの濃い探偵が出てくる作品は面白。殺人事件が起こる前にトリックを看破し、犯人を特定してしまう探偵と言う時点で面白くないわけがない。ミステリーというよりはサスペンス寄りで楽しめる。もちろんどんでん返しつきで。

このままだと、日本に未来はないよね。(ひろゆき)

出産祝い金1000万円、「無敵の人」にはウサギを配るなど一時期話題になった話もここで読める。全ての見解が正しいとは思えないが、視野が広く左右に傾いていない人の話は参考になる。日本に未来はないのに、悲壮感もないし読んでいてワクワクする。自分もす…

小さき者の幸せが守られる経済へ(浜矩子)

コラムを集めたもの。やはり愚痴は聞いているもやもやする。異なる立場やもっと広い視点から見るとよいだろう

人生のサバイバル力(佐藤優)

何のために勉強するのか、歴史から何を学ぶか、君たちはどう考えるか、これからの時代をどう生きるかの4つの章で、著者が久米島の高校生に行った講義をまとめてある。 何が正しく何が誤りかではなく、いろいろな見方ができる。当事者である自分にとってどう…

わたし、虐待サバイバー(羽馬千恵)

虐待を受けた当事者の記録が生々しい。虐待した親とのLINEのやりとりも載っており、虐待問題に取り組む関係者の参考になる。

生物学キーワード事典(垂水雄二)

確かに五十音順の用語解説なので事典とも言えるが、実際は最近の研究成果を踏まえた読み物である。五十音のそれぞれが1項目ずつ、つまり全50項目程度である。何よりも面白いのは、頭→遺伝子→運動→エネルギー→温度のように、つぎの項目へバトンを渡す際に関…

彼女の色に届くまで(似鳥鶏)

自分の画才は本物だと勘違いした高校生が学校の昇降口で出会った少女の才能に驚く。彼女の才能は油絵だけでなく、どこでも寝られることと、絵画にまつわる不可解な事件をあっさりと解いてしまうこと。だが彼女は画家としては致命的な過去を持っていた。 ラブ…

一冊でわかるイギリス史(小林照夫)

英語の歴史が面白そうなので、少し踏み込んでイギリス史の本に手を出してみた。歴史だけだと馴染みが薄いのに内容が濃すぎて頭に入ってこなかった。もう少し気軽な読み物から入るべきだった。

IT MIGHT BE AN APPLE

ふと見つけたリンゴ1個からここまで想像が広がるのかと驚くばかり。まさに可能性は無限大。終盤では想像力を逞しくすることに留まらず、実行に移すことで結果が得られることも示唆している。

答えは本の中に隠れている(岩波ジュニア新書編集部)

本に出合って人生が変わる。 毎日楽しく生きたいとき、好きなことだけをしたいとき、悩みがあるときなど、どんな本を読んだらよいか。若い人向けに書かれたものだが、むかし若かった人も読んで損はない。

辛酸なめ子の現代社会学(辛酸なめ子)

2000年代に入ってからブームになった20の現象に著者自らが飛び込み1ページの鋭いコメントと漫画で笑い飛ばす。「相方の死を恍惚と想像する」など、笑えないものばかりだが、なるほどと頷けるものが多い。