きまぶろ

本とアニメと気ままな生活のブログ

ノンフィクション

AIに負けない「教育」(渡部信一)

人口知能の本格的普及で社会が大きく変わろうとしている。基礎から積み上げ、教師が正解の導き方を教えるという今の教育手法も見直す時期に来ている。 AIに仕事を奪われると考えるのではなく、AIの研究から得られたことを教育に生かせると考えよう。AIが飛躍…

この世界は誰が創造したのか シミュレーション仮説入門(冨島佑允)

私たちが普段感じていること、見聞きしていることはすべて脳が作りだした幻である。たとえば色はこの世には存在しない。あるのは波長のちがう光(電磁波)だけで、脳がそれを「色」として解釈しているに過ぎない。人間が色を感じるのは、食べ物が安全か、食…

「言い返す」技術(五百田達成)

突然キレる、パワハラ、セクハラ、イヤミを言うヤツなど37の困ったヤツらに主にビジネスシーンでの対応の仕方をアドバイスする。ムカつくヤツらの心理的要因が理解できるだけでもムカつきは半減する。なんでそんなことを言うのかわかるだけでも、こちらが上…

マンガですっきりわかる 脳を傷つけない子育て(友田明美)

心理的虐待マルトリートメントで子どもの脳が変質してしまうことを「子どもの脳を傷つける大人たち」で知った。今回は脳を傷つけないようにするにはどうするか、傷つけてしまったかもしれないがどうしたらよいかという点について、マンガ、イラストを交えて…

大人になる前におぼえておきたい こんなときどうする!?かいけつブック(辰巳渚)

大人が喜ぶ答えではなく、自分の心が喜ぶ答えを探してみよう。 38の子どもらしい質問にさまざまな解決方法を提案。ただし、正解ではなく、考え方のヒント。 各項目の最後のマンガもシュールな笑いをさそって気持ちをほぐしてくれる。 第1章 整理整頓と清潔…

日経サイエンス 2019年10月 カンブリア前夜、「天気の子」の空

・カンブリア前夜 カンブリア爆発はエディアカラ紀に助走が始まっていた。 哺乳類や魚類など、現生動物の共通祖先となる最初の左右相称動物がエディアカラ紀には登場していた可能性が高まった。 ・天気の子の空 積乱雲の一生の説明がとても分かりやすい。 ・…

ハッピースクール開校 友だち、勉強、家ぞくのなやみ あけはし先生にきいてみよう(明橋大二)

スクールカウンセラーで心療内科医の著者が悩める小学生の相談に乗る。 ほんとうに大切なことは2つだけ。 ・あなたは、とても大切な、かけがえのない存在である。 ・人のことを傷つけていい人なんてこの世にひとりもいないし、 あなたは傷つけられても仕方…

精神科医が教える50歳からのお金がなくても平気な老後術(保坂隆)

心も体も衰えを感じやすい時期で不安を抱えてしまう人も出てくる。「5年後にはこんな自分でありたい」「この目標に向かって次の10年を進もう」といったビジョンを描きながら生きていけば、日々の暮らし方を前向きに見直せる。 身の回りのものを整理して身軽…

科学する心(池澤夏樹)

科学随筆。 踏み込んだ見方をしていて読み応えもあり、学生時代を思い出しなつかしく読み進めた。が、著者紹介を最初に見た時に頭をよぎった不安が第四章で的中してしまいとても残念。読む気が失せたがお金を出して買ったこともあり、残りは消化試合となった…

答えより問いを探して(高橋源一郎)

きのくに国際専修学校で行われた2日間の特別講義を書籍化。 先生の役割とは、一つの狭い常識の中で生きている人に、そうじゃないよと教えてくれて、でも、その答えは自分で見つけなさいよ、といってくれること。 オーストラリアの国旗の話は面白い。距離を…

美しい日本の川と防災(木下武雄)

気候変動で気象現象も従来とは質がことなってきている。洪水の存在を受け入れて、持続性のある社会を目指したい。人口増加期に安価な土地を求める人が増え、水害リスクの高い土地が都市化した。洪水は起こるものという前提で準備を整えたい。洪水は自然現象…

男の子の学力の伸ばし方(富永雄輔)

「女の子の学力の伸ばし方」と同時刊行。半分くらいは内容が重複する。最も重要だし実行可能なのは第六章「成績が伸びる子の親がこっそりやっている26の習慣」の部分で、子供をコントロールするより、まずは親が環境づくりをすることが大切。

このままだと、日本に未来はないよね。(ひろゆき)

出産祝い金1000万円、「無敵の人」にはウサギを配るなど一時期話題になった話もここで読める。全ての見解が正しいとは思えないが、視野が広く左右に傾いていない人の話は参考になる。日本に未来はないのに、悲壮感もないし読んでいてワクワクする。自分もす…

小さき者の幸せが守られる経済へ(浜矩子)

コラムを集めたもの。やはり愚痴は聞いているもやもやする。異なる立場やもっと広い視点から見るとよいだろう

わたし、虐待サバイバー(羽馬千恵)

虐待を受けた当事者の記録が生々しい。虐待した親とのLINEのやりとりも載っており、虐待問題に取り組む関係者の参考になる。

生物学キーワード事典(垂水雄二)

確かに五十音順の用語解説なので事典とも言えるが、実際は最近の研究成果を踏まえた読み物である。五十音のそれぞれが1項目ずつ、つまり全50項目程度である。何よりも面白いのは、頭→遺伝子→運動→エネルギー→温度のように、つぎの項目へバトンを渡す際に関…

一冊でわかるイギリス史(小林照夫)

英語の歴史が面白そうなので、少し踏み込んでイギリス史の本に手を出してみた。歴史だけだと馴染みが薄いのに内容が濃すぎて頭に入ってこなかった。もう少し気軽な読み物から入るべきだった。

答えは本の中に隠れている(岩波ジュニア新書編集部)

本に出合って人生が変わる。 毎日楽しく生きたいとき、好きなことだけをしたいとき、悩みがあるときなど、どんな本を読んだらよいか。若い人向けに書かれたものだが、むかし若かった人も読んで損はない。

辛酸なめ子の現代社会学(辛酸なめ子)

2000年代に入ってからブームになった20の現象に著者自らが飛び込み1ページの鋭いコメントと漫画で笑い飛ばす。「相方の死を恍惚と想像する」など、笑えないものばかりだが、なるほどと頷けるものが多い。

世界でいちばん素敵な建築の教室

ヨーロッパ建築の移り変わり、日本建築、近代建築、現代建築、日本の建築家と写真を中心にQ&A形式で初心者にもわかりやすい。 個人的には近代建築が落ち着く。現代建築は見れば見るほど不安になってくる。

いやでも物理が面白くなる(志村史夫)

高校生の物理の全範囲プラスアルファの興味深いネタを提供してくれる。詳しく知りたい人向けの参考図書も充実。 想像力は知識より重要 知識には限界があるが 想像力は世界を包み込むことができる 知的成長は生まれた時にはじまり 死ぬまでずっと続くべきだ。…

被災ママ812人が作った子連れ防災手帖(つながる.com)

東日本大震災で被災したママたちの体験談を中心に今後の防災に役立つ話が満載。 イラストや漫画も多くとてもわかりやすい。

日経サイエンス 2019年8月 人類、月へ

粘菌の意思決定、ジャイアントインパクトの新説、月の領有、時空の量子化を捉える、波動関数の収縮は物理現象か

皮膚はすごい 生き物たちの驚くべき進化(傳田光洋)

防御、交換、センサー、水分保持、コミュニケーションなど皮膚は多くの役割を担っている。様々な生物の皮膚の役割に触れつつ、最後にヒトがここまで進化したのには皮膚が敢えて体毛を捨て世界を知る装置へと進化し、脳との相互作用で新しい世界へ踏み出すこ…

常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

森博嗣といえば名古屋大の助教授と作家の二足の草鞋というイメージだったが、退官し専業になっていた。 高二病の入った小説群も楽しめるが、エッセイもすばらしい。森博嗣ならではの切り口から常識をぶった切るが、なぜかお叱りを受けているように感じられる…

井上ひさしベストエッセイ(井上ユリ)

井上ひさしのエッセイの中から妻ユリが選りすぐったエッセイ集。 5つの章立て。 お話しを作る人が好き ことば・コトバ・言葉 こころの中の小さな宝石 ユートピアの時間 むずかしいことをやさしく 不遇な少年時代、ヤンチャをした青年時代、そして放送作家・…

英語の歴史から考える英文法の「なぜ」(朝尾幸次郎)

なぜ英語のリスニングは難しいか。 なぜ三単現のsはつけるか。 なぜthere isは「ある」か。 なぜ不規則動詞はあるのか。 なぜbe動詞の原型はbeか。 なぜwillが未来形か。 なぜ命令文は動詞の原形で始まるか。 なぜcomeはoなのにカムと読むのか。 なぜvで始…

現役東大生の世界一おもしろい教養講座(西岡壱誠)

教養のある人とは活用できる知識を持っている人のこと。地理とは地球上の理(ことわり)を意味する。地理を学び地理を活かして世界を見る方法を知れば、世界をより深く理解できる。 ・日本で漫画文化が花開いたのは日本が山がちだったから。 ・待機児童が増…

日経サイエンス 2019年6月 睡眠とは何か 金星・地球の双子星

・海ぶどう(クビレズタ) ぷちぷちとした食感の10cmほどの複核単細胞生物。 複核単細胞生物は、核が分裂しても細胞全体は分裂しない。多細胞生物と単細胞生物の間にいるとも言え、藻類は菌によく見られる。 ・嗅覚インプラント ヒトの受容器数は視覚が3に…

旅と鉄道 2018年9月

夏に限らないが絶景写真は見ているだけで気持ちが広がる。来年の夏の予定にいくつか組み込みたい。