きまぶろ

本とアニメと気ままな生活のブログ

幽霊ランナー(岡田潤)

「ぼくが君にできること。それは、自分の走りを見せることだけ」 2人の幽霊ランナーが登場する。一人はマラソン大会で小3から3年連続で、スタートラインで棄権した少年。もう一人はトップランナーとしての記録を持ったまま中学で亡くなった少年。二人の幽…

植物たちの戦争(日本植物病理学会)

ヒトに対して病原性を示す微生物は細菌とウイルスが主で、真菌では水虫やカンジダ症などごく一部に過ぎない。一方で植物に対し病原性を示すのはほとんどが真菌だ。病原性を示す真菌は殺生菌と絶対寄生菌に分けられる。殺生菌は宿主範囲が広めだが、感染力は…

読書はアウトプットが99%

ビジネスパーソン、特にリーダーや経営者を目指す人は読んでおきたい。 私も本は読むようになったが、アウトプットは自分用のメモ程度であまり意識していなかった。読むだけで終わらずにプラスアルファを考えてみたい。

自分探しと楽しさについて(森博嗣)

背中を押してもらいたいとみんな思っている。

あした死んでもいい片付け 実践!覚悟の生前整理(ごんおばちゃま)

年齢にかからわず、思い立ったときが生前整理のとき。覚悟を決めれば、気持ちに応じて不要なものはなくなる。三途の川を渡るとき、なにひとつ持っていけないし、覚悟を決めれて取り掛かれば「モノがなくても幸せ」と思えるようになる。 第二の人生に向け引っ…

陰陽五行でわかる日本のならわし(長田なお)

5世紀に中国から伝わった陰陽五行は日本の暮らしに根付き、ならわしとして今でも暮らしの一部となっている。 神社、相撲、年中行事が陰陽五行に深くかかわっている。当たらな視点で楽しめそう。

高校事変(松岡圭祐)

「どうするかは自分で決められる。できることをやり抜く。できないことを悔やむのではなく。」 総理が訪問中の武蔵小杉高校を武装勢力が占拠し、数百名の生徒、教員、SPを殺害する。高校には平成最大のテロを起こし死刑が執行されたテロリストの娘が通ってい…

一生ついてまわる 家事のキホンが身につく本(大人の常識研究会)

大人とは自分のことを自分でする人のこと。みだしなみ、バランスのとれた食事、それに家事は大人になってからでは身に付きにくい。これらの大事なポイントが欠けると信用、健康、お金を気づかぬうちに失うことになる。中学生のうちから実行に移していくのが…

心の病気ってなんだろう?(松本卓也)

「中学生の質問箱」シリーズの一冊。第一章で心の病気とは何かの概要を説明し、第2章で7つのタイプに分けて、それぞれの病気を持つ人がどんなことに困っているか、どのような治療が適しているかを話す。最後の第3章では、心の病気でも暮らしやすい社会を…

マンガ 自営業の老後(上田惣子)

自営業、フリーランスはいつも順風満帆とは限らない。仕事が減る、身体を壊すなどで貯金は簡単に底をつく。生涯収支をだすことで、何にいくらかけたいか見えてくるし、自分が価値を感じていることから順にお金をかけようとういう意識が生まれる。順調なとき…

まつらひ(村山由佳)

祭りをテーマに大人の男女の関係が新しくなる6つの短編集。古来から伝わる祭りへの参加者たちの思いと、ふとしたことで祭りに関わった者の描写がすばらしい。むつみごとの妖しい表現も引き込まれる。 村山由佳の本は「ワンダフル・ワールド」「天翔る」に3…

イラストでわかる 怒らずのばす育て方(篠真希)

前半はアンガーマネジメントについて、後半で38のシーン別の悪い叱り方、良い声掛けについて。 自分のイライラにのまれず、自分の感情をコントロールする術を身に付ける。子どもの成長を考えたうえで、どういった言葉がけが効果的か。怒りが湧きやすい6つの…

人生はあきらめるとうまくいく(ひろさちや)

がんばるのは欲望の表れで、いちど満たされたとしても欲望は次々とわいてきて、いつかは疲れてしまう。がんばる生き方は不幸を招く。 「少欲知足」こそ幸せの方程式だ。欲を少なくし、もう元を取ったと考えることだ。欲望をコントロールすることはできない。…

配達あかずきん(大崎梢)

書店を舞台にした連作ミステリー。主人公の杏子が語り手、アルバイトの多絵が探偵役。いずれも読後感が爽やかではあるが、逆に軽すぎるという感じも受ける。謎としては短編で終わらせるにはもったいないものもあり、長編化できそう。

海の見える丘(くすのきまさしげ)

心にしみいる絵のない絵本。「幸せは自分が決める」「希望は伝えられる」「豊かさとは」「受け継がれるやさしさ」「生き方が人生になる」をテーマにした5つの作品。 意表をつく展開の「幸せは自分が決める」で引き込まれ、「受け継がれる優しさ」が良かった…

自殺予定日(秋吉理香子)

自殺に成功した者と失敗した者の会話が始まったところで読むのをやめようとおもったが、読み進めてよかった。自殺を試みる人たちを描いた小説ではなく、ミステリーサスペンスとしてどんでん返しも意表をついてきて面白い。

LD(学習障害)の子どもが困っていること(宮尾益知)

家庭、勉強、友だち、進学など将来の不安を減らすにはどうしたらよいか。保護者、先生向けにしてほしいサポートをイラスト入りで解説。相談機関の具体例や相談の仕方も参考になる。

ラストで君は「まさか!」と言う 悪魔のささやき

4人の執筆者による、悪魔をテーマとして26の掌編。 プロローグからして読者を引き付けて面白いし、本編も期待を裏切らない。

明日も、アスペルガーで生きていく。(国実マヤコ)

アスペルガー症候群の当事者に取材し、脚色を加えて8人の事例を挙げている。都合が良すぎると感じる部分もあるが、アスペルガーの人を理解する一助になる。巻末の精神科医の意見も併せて読むと良い。 こだわりの強さ、社会的コミュニケーションのつたなさ、…

アサーティブトレーニングガイドブック(海原純子)

昭和女子大学での人気の「アサーティブ講座」のエッセンスをまとめた本。読者として女性を想定している。アサーティブとは「正直に居心地よく、自分の気持ちを表現すること。他人の権利を否定せず尊重しながら自分の権利を使えること」で、自分も相手も大切…

菌は語る(星野保)

雪の下の菌を追う菌博士がテンションマックスで菌について語る。意図せず読者を凍らせるこおりタイプの著者が雪腐菌への熱い思いをぶちまける。

トリガー(いとうみく)

「こんなに笑えるのなら死ぬ必要なんてないような気がする。それとも、死ぬって決めたから笑えるのだろうか」 小4のときに仲良しの友だちに取り返しのつかないことをしてしまったと後悔している音羽(とわ)は他人の微妙な問題に踏み込むことを恐れ見て見ぬ…

しょぼい起業で生きていく(えらいてんちょう)

嫌なことから逃げないと人間は簡単に死ぬ。痛ましい事件は毎日のように起きている。逆に、嫌なことから逃げられたら簡単には死なない。特に日本では餓死するようなことは非常にまれである。 会社勤めが合わないと思ったら、その会社にこだわる必要はない。起…

エンタングル:ガール(高島雄哉)

映研の撮影を続ける中で感じる齟齬。それは町に隠された世界の綻びだった。 量子もつれで思い出したのはミクロの世界の不確定性がマクロ世界では現れていないように見える現象。どこまでがミクロでどこからがマクロ化という話にもなるが、解像度が違うせいで…

自衛隊防災BOOK

今年発行された第2集を先に読んだので、つづけて去年の第1集を読んでみた。 いざというときに私たちを助けてくれる100の知恵袋。 敵から身を護るという表現もところどころにあり、自衛隊は災害派遣だけではなく日本人の命を守る仕事をしていることを思い出…

思春期(小手鞠るい)

「私は私のままの私が大好きなのです」 「わたし」は自分のどこをとっても自信がなく、友だちもいないし、将来も見通しが立たない。どんどん沈んでいくような中学校の3年間を過ごした最後に、ダメなままでも大丈夫、好きなものとすきなことさえ見つかれば生…

ゆゆのつづき(高楼方子)

黄の花のワンピースを着て出かけると不思議な嬉しいことが起こる。小5のときに途切れたままの記憶が今またよみがえる。自分の手で翻訳した本を通じ歩みを振り返る。 詩のような表現描写が目を引く。

身近にあふれる気象・天気が3時間でわかる本(金子大輔)

生活と密着し、切っても切り離すことができない気象について分かりやすく解説。読むだけなら3時間で終わるが、じっくり理解し気になることを調べ出すとかなり時間がかかる。 個人的に新しく分かったことも多い。・温帯低気圧と熱帯低気圧の違い・10種雲形が…

日経サイエンス 2019年12月 真実とは何か

この宇宙とは別の宇宙は観測不能であり、宇宙ごとに物理法則が異なっている可能性がある。人が手に入れられる知識には越えられない限界がある。経験的な知識は的外れかもしれない。数学では、扱う対象が人の心とは独立に実在しているか疑わしい。脳は客観的…

子ども認知行動療法 不安・心配にさよならしよう!(松丸未来)

「何とかなるさ」「完ぺきでなくてもいい」「だいじょうぶ、気の合う人はどこにでもいる」 不安になりがちな子も、ものの見方を変えると気持ちがラクになる。自分の心の専門官になって不安と上手につきあおう。 不安を感じやすい子がひとりで実行できるよう…