2018-01-06 訪問看護師さゆりの探偵ノート(石黒順子) 本 フィクション 高齢社会 飛鳥山、音無川界隈で働く訪問看護師の日記の体裁。なかなかなじみのない訪問看護の実情がよくわかる。 子供がみんな無邪気な天使とは限らないように、お年寄り全員が物静かな善人とは限らない。 主人公のセリフで「あの人が犯人に違いない」というのが何度も出てきているが、確証がない思い込みに見えて、軽く感じてしまう。島田荘子も思いっきり推しているが、何か経験があるのだろうか。