きまぶろ

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発達障害とグレーゾーン 子どもの未来を変えるお母さんの教室(吉野加容子)

 発達が気になる子を伸ばすカギは親子のコミュニケーションにある。コミュニケーションを変えるだけで子育てがラクになる。お母さんは頑張る必要はない。いつもの言葉を少し変えるだけで良い方向に動き出す。

 子どもが失敗をする→お母さんが怒る→子供が犯行をしたり、心にダメージを負ったり→お母さんが怒ったり疲れたりという悪循環を断つ。

1会話を楽しくスタート

2わかりやすい指示出し

3子どもの感情に巻き込まれない

4子どもを肯定する

たったこれだけのことを続けるだけ。

 

具体的な困りごとへの対応や言葉かけの例も盛りだくさん。

 

困りごとが多い場合は、父親が非協力的だったり、父親自身も発達障害の可能性が高い。お母さんが自分を責めたりして、カサンドラ症候群にならないようにしたい。母親は絶対的な味方で、家庭における安全基地である。発達障害を持つ父親への対応などは二の次で、子どもの発達支援に集中する。

 

定型発達の子を持つお母さんにも読んでもらいたい。