きまぶろ

本とアニメと気ままな生活のブログ

世界の終わりと始まりの不完全な処遇(織守きょうや)

「好きな人がそこにいて、好きだと伝えることができる、この状況がすでに奇跡的」

 

オカルト研に所属する大学生の主人公と吸血種少女のラブコメサスペンス。死人は出ているがそれほどの緊張感はない。連続殺人犯の正体は意外だった。友情よりも犯人逮捕よりも彼女を繋ぎとめることを最優先に、打算で動く主人公というのもいい。