きまぶろ

本とアニメと気ままな生活のブログ

十二人の死にたい子供たち(冲方丁)

 12人の自殺志願者、セキュリティの生きている廃病院、充分な量の薬物と好条件が揃っているのに死体は一つだけ。デスゲームか「そして誰もいなくなった」を期待していたのだが、10:2の評決で例の陪審員モノが頭をよぎり以降は読み飛ばした。12人のデスゲームというのもありふれているが、そこを面白く描いてくれるものと思っていた。ヤング向けの作品では仕方ないのだろう。