きまぶろ

本とアニメと気ままな生活のブログ

聞こえているのに聞き取れない 聴覚情報処理障害APDがラクになる本(平野浩二)

APDについて一般の人に向けた説明。文字も大きく、字間もたっぷりとしていて読みやすい。当事者や関係者ならぜひ読んで欲しい。

 

音としては聞こえているのに、言葉としては理解でず、聴力検査でも異常は見つからないAPD。耳鼻科医師の間でもまだ認知率が極めて低い。APDは情報処理つまり脳の障害で直す方法はない。発達障害精神疾患と併存することが多い。学生時代は何とかなっても、社会人になるとごまかしがきかなくなり発覚することも多い。

発達障害ASDADHD、LDとも)の人はAPDの共存率が50%以上ある。むしろ発達障害の特徴のひとつとも言える。ASDの人はそもそも数ある情報から意味のある情報を脳が選別するのが苦手だし、ADHDの人は注意力が安定しない。発達障害との関連性が高いということは、発達障害の人の対応を援用できるということでもある。

 

聞き取りをよくする工夫

・環境の改善

  静かな部屋で、音の出るものは止める。

  相手の口が見えるように向かい合う(口の形で情報を補完する)

ノイズキャンセリング危機を活用する

  ノイズキャンセルできるイヤフォン、補聴器やキングジムの「デジタル耳栓」

・聞き取りの悪さを別の課手段で補う

  指示などをメモなどの文章で。

  音声も時価アプリの利用

  メールやLINEなどの文字でのやりとり

  音声レコーダーの利用

・周囲の人の理解や協力を得る

ラジオラジオラジオ(加藤千恵)

ラジオラジオラジオ:

地元のラジオ局のパーソナリティを始めた高3女子2人は、進路の違いからぎこちなくなる。せつない。

 

青と赤の物語:

物語の禁じられた世界で、中学生の男女が図書館の地下に眠る物語に初めて触れ、親殺しや自殺を思いとどまる。

 

 

彼女の恐喝(藤田宜永)

大学四年生の圭子は六本木のクラブで生活費を稼ぎながら出版社への就職に苦労していた。台風の接近により停電した中を帰宅中にクラブの客の国枝が人を殺していたのを目撃し、恐喝に手を染めてしまう。出版社への紹介を餌にする男や同郷の男にも付きまとわれる圭子と、他人に言えない過去を持つ国枝がお互いに惹かれあっていく。圭子は国枝を殺人者と知りながら、国枝は稽古を恐喝者と疑いながら。

 

サスペンス物は一気読みしたくなる。隠した札束を使ってもうひとひねりというか、もう一波乱があってもよさそうに感じた。そうでなくても十分に楽しめる作品だ。通常ではありえないような相手に惹かれ、共に過ごす時間に安らぎを感じる違和感。でもそこが良い。したたかに生きてみたいものだ。

自分を動かす習慣80(張替一真)

自分の行動をほんの少し改めたり、見方を変えたりするだけで臨む自分に近づく80の方法をイラスト付きで後押ししてくれる。

 

・Q:今までの人生でいちばんつらかったのは?

 A:「今」と答えた人→

 B:そのほかの答えの人→

 

・自信=自分を「信用」し、「信頼」すること。

 小さな習慣を作ることから自信をつけていくと、自己肯定感につながる。

 

・つらい過去があるからこそ今がある。過去の事実は変えられないが、起こったことを受け入れ、過去の解釈を変えることはできる。

世界はジョークでできている(早坂隆)

すぐれたジョークはすぐれたアイディアに繋がる。中国、アメリカ、ロシア、北朝鮮、韓国、中東、日本とその大統領・首相をネタにしたジョークとそれにまつわる政治、文化的背景を解説。トランプ大統領ネタが豊富。