きまぶろ

本とアニメと気ままな生活のブログ

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

探偵が早すぎる(井上真偽)

キャラの濃い探偵が出てくる作品は面白。殺人事件が起こる前にトリックを看破し、犯人を特定してしまう探偵と言う時点で面白くないわけがない。ミステリーというよりはサスペンス寄りで楽しめる。もちろんどんでん返しつきで。

このままだと、日本に未来はないよね。(ひろゆき)

出産祝い金1000万円、「無敵の人」にはウサギを配るなど一時期話題になった話もここで読める。全ての見解が正しいとは思えないが、視野が広く左右に傾いていない人の話は参考になる。日本に未来はないのに、悲壮感もないし読んでいてワクワクする。自分もす…

小さき者の幸せが守られる経済へ(浜矩子)

コラムを集めたもの。やはり愚痴は聞いているもやもやする。異なる立場やもっと広い視点から見るとよいだろう

人生のサバイバル力(佐藤優)

何のために勉強するのか、歴史から何を学ぶか、君たちはどう考えるか、これからの時代をどう生きるかの4つの章で、著者が久米島の高校生に行った講義をまとめてある。 何が正しく何が誤りかではなく、いろいろな見方ができる。当事者である自分にとってどう…

わたし、虐待サバイバー(羽馬千恵)

虐待を受けた当事者の記録が生々しい。虐待した親とのLINEのやりとりも載っており、虐待問題に取り組む関係者の参考になる。

生物学キーワード事典(垂水雄二)

確かに五十音順の用語解説なので事典とも言えるが、実際は最近の研究成果を踏まえた読み物である。五十音のそれぞれが1項目ずつ、つまり全50項目程度である。何よりも面白いのは、頭→遺伝子→運動→エネルギー→温度のように、つぎの項目へバトンを渡す際に関…

彼女の色に届くまで(似鳥鶏)

自分の画才は本物だと勘違いした高校生が学校の昇降口で出会った少女の才能に驚く。彼女の才能は油絵だけでなく、どこでも寝られることと、絵画にまつわる不可解な事件をあっさりと解いてしまうこと。だが彼女は画家としては致命的な過去を持っていた。 ラブ…

一冊でわかるイギリス史(小林照夫)

英語の歴史が面白そうなので、少し踏み込んでイギリス史の本に手を出してみた。歴史だけだと馴染みが薄いのに内容が濃すぎて頭に入ってこなかった。もう少し気軽な読み物から入るべきだった。

IT MIGHT BE AN APPLE

ふと見つけたリンゴ1個からここまで想像が広がるのかと驚くばかり。まさに可能性は無限大。終盤では想像力を逞しくすることに留まらず、実行に移すことで結果が得られることも示唆している。

答えは本の中に隠れている(岩波ジュニア新書編集部)

本に出合って人生が変わる。 毎日楽しく生きたいとき、好きなことだけをしたいとき、悩みがあるときなど、どんな本を読んだらよいか。若い人向けに書かれたものだが、むかし若かった人も読んで損はない。

辛酸なめ子の現代社会学(辛酸なめ子)

2000年代に入ってからブームになった20の現象に著者自らが飛び込み1ページの鋭いコメントと漫画で笑い飛ばす。「相方の死を恍惚と想像する」など、笑えないものばかりだが、なるほどと頷けるものが多い。

世界でいちばん素敵な建築の教室

ヨーロッパ建築の移り変わり、日本建築、近代建築、現代建築、日本の建築家と写真を中心にQ&A形式で初心者にもわかりやすい。 個人的には近代建築が落ち着く。現代建築は見れば見るほど不安になってくる。

すみれちゃん、おはよう(ばんひろこ・丸山ゆき)

児童書だからといって子ども扱いしてはいけない。構成もしっかりしているし、読者を引き込む。しかも手軽に読める短い読み物。

いやでも物理が面白くなる(志村史夫)

高校生の物理の全範囲プラスアルファの興味深いネタを提供してくれる。詳しく知りたい人向けの参考図書も充実。 想像力は知識より重要 知識には限界があるが 想像力は世界を包み込むことができる 知的成長は生まれた時にはじまり 死ぬまでずっと続くべきだ。…