高齢社会
老後破産のがけっぷちに立つお年寄りたちを取材した本。頑張って堪えるのではなく、破産して生活保護を貰うほうが生活が楽になるという不思議。身体も不調で、楽しみも制限され、親族とつながりの薄い独居老人は今後も増えていく。金銭的にも困窮しているが…
和田秀樹の本を読むのは「高齢者差別」についでこれで2冊目。 危ないからやめろ、これはダメと、次々に楽しみを奪われて行くと、人は心身ともに内にこもるようになり、脳も体も衰えて認知症になったり、寝たきりの原因にもなる。やがて自分も年を取るという…
ターミナルケア、グリーフケアに携わる著者が死への向き合い方について語る本。 自分の人生を肯定的に受け止め、せわになった人たちに感謝し、迷惑をかけた人たtには謝罪する。そうることで安心してこの世とお別れすることができる。どんな苦しみや悲しみに…
ある程度の資産を持つ親、特に不動産からの収入がある親を持つ人は検討する価値がありそう。 認知症にかかった親の介護をするときに、親の銀行口座、年金、不動産などは自由に使えなくなる。志望後の遺産相続の際のトラブルを防ぐためにも、「家族信託」の制…
飛鳥山、音無川界隈で働く訪問看護師の日記の体裁。なかなかなじみのない訪問看護の実情がよくわかる。 子供がみんな無邪気な天使とは限らないように、お年寄り全員が物静かな善人とは限らない。 主人公のセリフで「あの人が犯人に違いない」というのが何度…