しょぼい起業で生きていく（えらいてんちょう）

嫌なことから逃げないと人間は簡単に死ぬ。痛ましい事件は毎日のように起きている。逆に、嫌なことから逃げられたら簡単には死なない。特に日本では餓死するようなことは非常にまれである。

会社勤めが合わないと思ったら、その会社にこだわる必要はない。起業してしまえばよい。事業計画も資金集めも資格もいらない。いまこれができそうと思ったことを積み重ねていく。とにかく始めること。固定費を押さえることを念頭に、なんなら店に住んでしまうのも良い。すべて自分でこなせば従業員もいらない。居心地の良い場所を作れば人が集まる。好きなことをやっているときはノンストレスで苦にならない。死にたくなることもない。現生は所詮、遊びだからこけてもたいしたことない。失敗したとしてもしょぼい起業なら痛くないし、失敗したことで新しい知見が得られる。やりたくないことはやめよう。

誰かが決めた価値観やルールに縛られて、人生を放り投げてしまうのはもったいない。自分の見えている道だけが道ではない。違う方向からも山に登れる。しょぼくても生きていける。自分の生きやすい方法で、できることからいますぐ始めて見よう。