きまぶろ

本とアニメと気ままな生活のブログ

彼女がエスパーだったころ(宮内悠介)

 SF寄りのミステリー連作。

 事件や事故、殺人も起きるが、謎解きをして犯人捜しをすることを迫られるようなものではなく、時間を置いて振り返ったり、主人公が取材したりしたことから真相がわかるようになる。

 内容とは関連がないが、本書は日焼けに弱い紙を使っているので保存には注意したい。

 

百匹目の火神:放火するサルと共時性

彼女がエスパーだったころ:奇術と魔術

ムイシュキンの脳髄:オーギトミー手術による感情管理

水神計画:心を持つ水と洋上原子力発電

薄ければ薄いほど:ホスピスと量子結晶水

佛点:エスパー再登場と総括