13歳からのシンプルな生き方哲学(船井幸雄)
船井総研の設立者が13歳の子どもに向けに生き方を説く。
大人が読んでもためになることが多い。
・嫌な人も嫌な出来事も、自分に何かを教えてくれるために存在している。
・一度も失敗することなく成功した人はいない。
・悲しんでいる人がいたら、途中でさえぎったり否定したりせず、できるだけ優しく話を聞く。
・誰にでも長所と短所がある。相手の良い所を見つける癖をつけることが大切だが、まずは自分の良い部分を率先して認めよう。
・成功の3条件は、勉強好き・素直・プラス発想
・失敗を恐れず経験から学ぶ
・世の中のための壮大な夢と、実現可能な夢の2つを持とう。
・本を読み、人の話を聞き、実際に体験する。
・その場で自分にできることを見つける。
・本物を知り、本物と付き合う。
・小さな勇気の積み重ねで世界が変わっていく。
・1番に慣れる部分を探す。
・使命を果たす
・どんなことも必要だから起こる
君と読む場所(三川みり)
自宅が本で埋まっている老人から終活として大量の本を押し付けられた有季が本を通じて問題を解決していく短編集と見せかけたビブリオ青春小説。
「さぶ」(山本周五郎)
「ライ麦畑でつかまえて」(サリンジャー)
「空白を満たしなさい」「平野啓一郎」
「さがしもの」(角田光代)
気のせいか以前に似たような話を読んだことがある。ビブリオ物として読むと素晴らしい。
そこにいるのに(似鳥鶏)
13のホラー短編集。「なぜかそれはいけない」「帰り道の子供」「昨日の雪」が面白かった。