きまぶろ

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雲のかたち 立体的観察図鑑(村井昭夫)

 地上からはわからない雲の立体構造を、飛行機を使って様々な角度から撮影した写真で解説してある。3D写真も豊富。機内で撮影をするときのヒントも解説されている。

 

積雲:日射により陸上で発生。高度は500~2000m

層雲:地表に最も近い霧状の雲。高度数十m~数百mで、高い山を越えられず、谷を埋める。テーブルクロスのよう。

積乱雲:夏の内陸部によく発生する。上昇気流が途絶えるとすぐに消える。ジェット機は上昇気流の影響を受けやすいので、積乱雲を迂回する。

ベール雲(ずきん雲):積乱雲などの上昇気流で持ち上げられてできる。雲が作る雲とも言える。

尾流雲:雨粒が地上に着く前に消える。

レンズ雲・傘雲:気流が山などでバウンドしている。風が強いとき。

 

雲底と違い、雲頂は複雑な形になる。対流が少ないときは滑らかな雲頂になる。